皆さんこんにちは、やもまるです😊
以前の記事で七福神の夏越しが鉢によって差がでたことに少し触れました。
本日は実際に七福神の変化を見ながら、特に夏の蒸れに弱い多肉植物育成に向いた鉢の水捌け・通気性について考えてみたいと思います。
ベランダ時代は水を切っていたため鉢の水捌けは考えていませんでした。
今はホースでじゃぶじゃぶ水をあげるので、丈夫な根っこを育てられる鉢に関心があります🙌✨️
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七福神の夏越しに差がでた
わが家では七福神を陶器鉢と、木製プランターの2つで育成しています。
まずは夏のピークを超えたわが家の七福神たちを見ていきましょう😊
陶器鉢の七福神たち
まずは陶器鉢の七福神ですが…
残念ながら大中サイズの2株が☆になりました😭
中株は先月末、大株の方は1週間ほど前に調子を崩してしまいました。
結果としてベランダ時代からの古株、通称"小さな先輩"だけが生き残りました。
どちらも原因は根腐れでした。
茎が根元から黒く変色し、上へと腐朽菌が回ったような状態になります。
木製鉢の七福神たち
続いて、陶器鉢の後でお迎え・植え替えをした木製鉢を見てみます。
5株とも元気で、なんといっても子株の成長スピードがまったく違います!
以前の記事で七福神の下葉が枯れるお話をしました。
実際あの後も下葉は枯れて、購入当初の大きな葉っぱがすべて枯れたところで止まりました。
小さく見えますが、ロゼットが締まっているのと葉の枚数はだいぶ増えています😊
さて、この2つの鉢で七福神の夏越しに大きな差が出た理由は何なのでしょうか。
最大の違いは通気性と排水性
この七福神の子株は、すでに"先輩"七福神よりも大きなサイズです。
しっかり水は吸えているのに、徒長はしてないので土が早く乾いていたことが分かります。
陶器鉢と木製鉢は同じ場所に置き、水やりの回数も3日に1度の深夜で同じタイミングです。
土は当初こそ差はありましたが、陶器鉢の方にも後から苦土石灰と尿素の追肥をしているのでほぼ環境は同じでした。
通気性と排水性の専用鉢
となると、違いがあったのは鉢の構造です。
今回七福神がすべて生き残ったのは4,000円近くしたVegTrug(ベジトラグ)のウッドオーバルプランターです。
陶器鉢も通気性がいい部類に入りますが、ウッドオーバルプランターはそれ以上の通気性と排水性があります。
断面図を図にするとこんな感じ👇
まず水やりについては、黒い樹脂部分が全面メッシュになっているため、水は上から下へ一直線に抜けます。
底上げ構造のため、水が出口をふさいで溜まることもありません。
ホースで大量の水をじゃぶじゃぶ掛けても、水が溢れることが無いほどに水掃けが良いんです😳
そして水がない時は、底面から土へ通気性があるので酸欠による根腐れが起こりづらい作りになっています。
対する陶器鉢も通気性・排水性には優れるものの、底穴は基本的にひとつです。
意外かもしれませんが
陶器鉢の底面が平らで地面にべったり隙間のない構造だと、水捌けが悪かったり、底面の通気性が悪い状態になりやすいんです😓
そのために陶器鉢用にもポットフィートと呼ばれる底上げのためのアイテムがあったりします👇
今回は鉢底に空間があることの差が如実にでた結果となりました。
まとめ
というわけで、本日は七福神の夏越しを例に、鉢底の空間による通気性・排水性の重要性についてお話しました。
多肉販売に特化したショップでは、よく見ると鉢やポット自体をメッシュ状の棚に置いて鉢底の通気性・排水性を確保している場合が多いです。
置き場所自体が平らな場合は、さきほどのポットフィートや角材でトレーごと底上げするのも手ですね。
他に、100均アイテムなどを使って鉢自体の通気性・排水性を改造する方法もあるので明日はそちもご紹介しますね🙌
それでは、みなさん楽しい多肉ライフを👋🏻