皆さんこんにちは、やもまるです😊
さてやもまるが休止していた2022年頃にダイソーで珍しい多肉が流通していました。
それがセネシオ属のエルクホーンです。
実はこの子にまつわる情報ってほぼ無いんです😳
そこで本日はダイソーのレア多肉エルクホーン!マサイの矢尻似の多肉の正体に迫る!です。
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エルクホーンって?
セネシオ属 エルクホーン
久々にダイソー多肉を巡回している中で、たまたま見かけた子でした😊
「あ〜いたよね。エルクホーンね?」と一応写真だけ撮ってたのですが、後日ダイソー多肉図鑑みてもいなかったので先日追加しました。
ところがこのエルクホーン…情報を調べてみてもまったくヒットしないんですよね!
エルク(elk)は、ヘラジカまたはアメリカアカシカの両方を意味する単語です。
ホーン(horn)は、文字どおり角を意味する単語ですね。
エルクホーンがこの長い雄鹿の角のような葉を持つ容姿から命名された名前であることはどうやら間違いなさそうです。
エルクホーンとマサイの矢尻は似てる?
似ている容姿をした多肉に、同じセネシオ属のマサイの矢尻がいます。
セネシオ属 マサイの矢尻
マサイの矢尻が持つこの長く鋭い葉はエルクホーンととても似ていますね😳
エルクホーンに比べるとマサイの矢尻の葉は、比較的すべての葉がスプーン状になります。
ただ環境によっては、両者の葉は似る部分があるので難しいところです。
ちなみについ先日、100円青札でもエルクホーンがあるのを発見しました!
青札は300円シリーズと違い名前がついてないので、マサイの矢尻との区別がより難しいです。
しかし抜いてみると、ご覧の通り大きな特徴があります。
セネシオ属七宝樹にそっくりな、キュウリみたい太い茎をしてます。
セネシオ属 七宝樹
こちらが本家キュウリです😆
七宝樹は、丸々と太った茎がチャームポイントでダイソーでもレアで人気の多肉です☺️
マサイの矢尻の茎は一般的な均一な太さのはずなので、エルクホーンは七宝樹の茎にマサイの矢尻を乗せたような見た目なんです。
エルクホーンの正体?!
さて日本では情報がないエルクホーンですが、どうやら海外ではもう少し広く流通している品種のようです。
海外サイトを調べていくのどうやらelkhornだと思っていた綴りも、Senecio cv. 'Elkhorns' あたりが正解になりそうです。
このcv.表記の情報が複数あり、これはcultivarの略称で交配種であることを意味します。
どうやらエルクホーンは交配で親のユニークな特徴を継いだ多肉みたいですね😳
ただssp.と表現するページもあり、こちらは亜種や交雑種を意味します。
興味深いのはSenecio ficoides Elkhornと表記しているページもあることです。
ficoidesは青涼刀のことですが、写真が無いのでカクトロコさんの多肉植物図鑑にリンクを貼っておきます。
もしかしたらエルクホーンの出自には、この青涼刀が関係してるのかもしれませんね🙌