皆さんこんにちは、やもまるです😊
ダイソー多肉の流通がはじまる2月(地域によっては〜4月)頃から店頭に並ぶ品種を追っていくと、すでに100種を超える品種数が流通していると思われます。
比較的人気の高いエケベリアは白札で流通しますが、中には名前が書かれていない通称謎ベリアが存在します👀✨
品種名が空欄、または「エケベリア」と属名だけが表記されているのが特徴です。
その大部分は、twitterや当ブログの100均多肉図鑑を見ていただければ品種の特定ができます😊
ただ、そんなダイソー謎ベリアの中でも品種の特定が難しいシリーズが存在しています。
それがエレガンス系のエケベリアです。
エッジと葉に透明感があり全体に白い粉をまとう、月影に代表されるエレガンスが交配に使用されていたり、その選抜種を指します☝️
本日は、主にダイソーで流通する4種類のエレガンス系エケベリアとその判別の難しさをお話します😉
4種類のエレガンス系多肉
バイオレットクイーン
別名をすみれ牡丹、それぞれが双方の選抜種という説もありわずかながら特徴の違いはあるようです。
エレガンス×spということで、エレガンス系特有の透き通った葉でピンク~紫の色が美しいです。
葉が細長く、また先端が鋭いのが特徴です。
ラズベリーアイス
詳細は不明なためいくつかの説が存在しますが、そのひとつがエレガンス月影の選抜種説です。
ラズベリーの名の通り赤ピンクに紅葉する特徴を持った月影で、エレガンス特有の成長点がギュッと潰れた形をしています。
色がついてることは無く、粉をまとった明るめのミルキーグリーンなのが特徴的です。
元祖エレガンス系謎ベリア
当ブログではメキシカンスノーボール疑いで紹介しているものです。
去年から謎ベリアの正体を考察して楽しんでいいるのでお馴染みの子ですね😂
アルフレッドムーンフェアリー
今年からダイソーやシルクでムーンフェアリーの名札で流通がはじまりました。
別名がアルフレッドで、いつの間にかアルフレッドムーンフェアリーという名でも流通している面白い経緯の子です。
プリドニスとアルビカンスの交配種なので肉厚系のエレガンス系多肉です。
というわけで、100均のエレガンス系多肉4種の比較写真(購入直後&わが家で育てていた株)を載せておきます。
左から、バイオレットクイーン、ラズベリーアイス、謎ベリア、ムーンフェアリーです。
これで見分けはバッチリ…、とは行かないのが100均多肉の難しいところです😂
名札がついて品種が確定した多肉も、次の入荷時には名札がエケベリア表記(または名前無し)に戻ることはよくあります。
そして、植物なので仕方ありませんが入荷直後の同じ品種でも2~3パターンの顔つきが存在するのも厄介なところです🙌✨
ラズベリーアイスとバイオレットクイーン見分けられますか?
というわけで、試しにエレガンス多肉の判別をしてみましょう😊
ここ2週間のダイソー巡りで、訪問の度に1つ2つ手に取っていた子を並べてみます。
最近手に入れたものですが、すべて品種名の記載はありません🙌
そして、ここ最近のダイソーはこんな感じで似たような顔がズラりと並ぶことがあります。
はい、手前に見本株を置いてみました✨
ラズベリーアイスとバイオレットクイーンです。
ちなみにこのラズベリーアイスは2021年の入荷初期に入手したものです。
葉の先端が短く、角張っていて、葉にクビレがあまり無いですね。
最初に紹介した丸葉タイプのラズベリーアイスとは顔つきがやや違いますが、twitterでもこちらの角葉タイプのラズベリーアイスが流通しているのを確認できます😊
このようなや同じ品種でも、株の状態で顔が違うことがあります。
最近だとヘラクレス、プリドニスも判断が難しい顔があります😅
ちなみに写真を撮りたくて状態悪かった株を救出してきましたが、この子もバイオレットクイーンです。
こちらのバイオレットクイーンと比べると、葉がやや広く、先端のシュッと感もやや短めなのが分かりますね👀
そして先程のラズベリーアイスと比べてみると、葉の長さのみで判断するのが難しいのが分かります。
最近のダイソー入荷分は特に形が似てるものが入っている傾向があります。
ちなみにわが家で元々育てているバイオレットクイーンとラズベリーアイスはこちらです。
バイオレットクイーン
ラズベリーアイス
葉の長さでいえば、ラズベリーアイスの方が長いくらいですし、バイオレットクイーンの先端のシュッと感もあまりありません。
では、成長点の潰れ具合は…というと、こんな感じです。
バイオレットクイーン
ラズベリーアイス
どちらもいい感じに同じ程度の潰れ感ですね😂
明確な差は色の違いで、いくつか育ててみてバイオレットクイーンの方が色が出やすい印象があります。
ムーンフェアリーと謎ベリアが見分けの難関
というわけで、ダイソーでの入荷時の顔を覚えることである程度判断していきます🙌✨
まず、バイオレットクイーンはこちらです。
上2つは、紅葉の仕方と葉の形、爪や反り方をみると間違いなさそうですね😊
左下の子は写真だと粉が少なく見えますが、肉眼だとバイオレットクイーンだと判断してます😉
そして、ラズベリーアイスはこちらです。
丸葉タイプのラズベリーアイスは地植えにしちゃってるので、角葉タイプと並べてます。
粉が多く明るいミルキーグリーンで、葉が薄く繊細、基本的にはエレガンス月影の特徴ですね😊
さて、最後に3つ残っています。
エケベリア名札のこの左側3つ、判断に悩むところです😅
ただのサイズの大きなラズベリーアイスか、それとも徒長が進む前の謎ベリアか…
冬の締まる前の謎ベリアは、このように比較的似たような葉の形とサイズ感になります。
そして、エレガンス系エケベリアの判別の難しさを感じているもうひとつの理由がこちらです。
実は佐渡のダイソーで嫁ちゃんのお義母さんが多肉をゲットしてました😊
写真判断では角葉タイプのラズベリーアイスです。
ちなみに、ダイソーの多肉アソートは1品種5個×4列の20個の多肉が入荷します。
なので2トレーが混ざっていなければ一番右側の多肉は、すべて同じ品種です🙌✨
あれ?
一番手前の子だけなんか大きい気がする?
ムーンフェアリー?
ただ粉が多めで、薄い赤エッジはなく、葉に浮かび上がる特有の1本筋は無いですね🙌
またダイソーで流通しているムーンフェアリーは葉が長めで、形がやや崩れている傾向があります。
肉厚でギュッと潰れてない成長点は謎ベリアにも見えますが、角張った葉はラズベリーアイスにも見えます。
皆さんはこの子の正体なんだと思いますか?
当ブログでは引き続き、ダイソーの謎ベリアたちを追っていきます😉
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